2012年4月11日水曜日

春の足下

 車窓から満開の桜を見ます。夙川では一瞬です。眼のシャッターを切るしかありません。週末には散り始めているでしょう。この雨ですから。しかしながら、眼を地面に向けてみると、そこにも見事な自然の造形美があったりします。
 それにしても桜の色は素晴らしい。眼で見るには「優」しい色のですが、表すとなると困難な色です。何度か描いてみましたが、やはりそう思います。おそらく桜が包含する世界を表わし切れないからではないでしょうか。それはもどかしさと喜びの両側面を備えています。

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