2012年3月31日土曜日

今・・・

朝は春の嵐。準備完了していた「こぶし」の芽もしばし待機中といった具合でした。午後は寒いながら日が射してきました。気持ちがいいので、また島内を自転車で散策。今日は不思議な落書きを発見。ほほー、哲学的ですね。広島大学の古東哲明さんの「〈今ここ〉に佇む技法」に影響を受けているo-oは、しばし自転車を降りて、この落書きを見つめていました。さて、作者は何を考えてこの言葉を・・・。思考が広がるという意味ではアートの要素がありますね。

2012年3月29日木曜日

ぶっちぎりのo-o餃子

 火曜日、「ひとふさ」(o-oの3年生ゼミ)のメンバーが9人、o-o家に遊びに来ました。5種餃子の食べ比べ会です。o-o自家製、王将、珉珉、赤萬、ひょうたんを比較してみました。みんなo-o自家製がいちばん美味しいといいます。「それ以外ではどれが美味しかった?」と尋ねると、みんなまちまちです。それはすなわち・・・。みんなかわいいo-oのゼミ生です。
 語る語る。笑う笑う。気がついたら終電を逃した男子学生たちは、神戸大橋を歩いて帰っていったそうな。

2012年3月26日月曜日

豊作は土づくりから

25日の日曜日、2012年度の米づくりをスタートさせました。まだまだ風は冷たく、雪が舞ったりしていました。さて、米づくりはまず土づくりから。肥料を撒きます。その名も「とれ太郎」。かわいいですね。散布器に20kg入れて背負うと、その重さはかわいくないですが。来週か再来週からトラクターの始動です。

2012年3月20日火曜日

地上1cmより上はとても美しい島

 今日は春分の日。家から駅までの道ばたで、こぶしの芽は「準備完了!」とアピールしていました。


 夕刻、自宅から駅までの道に落ちているゴミを家族拾い歩きました。ポートアイランドはとても美しい街で、ポートピア'81の際に植えられた木々は現在隆々と育っており、落ち着いた風情があります。ですが残念なことに、たばこの吸い殻がたくさん落ちています。これは三宮において路上喫煙が禁止されていることと関係しているように思われます。島へ帰ってこられた人たちは、駅に降りるとすぐにたばこを吸い始めるのでしょう。そして、路上へ吸い殻を捨てるのです。こんなにも快適な空間の広がる島ですのに。30分程度で紙袋は、吸い殻や菓子袋、ガム、空き缶、空き瓶などでいっぱいになりました。

2012年3月18日日曜日

圧倒的な「面構(つらがまえ)」

御影にある香雪美術館。静かな佇まいに、風情ある庭。今日は苔も梅も雨に濡れてひときわ落ち着いていました。片岡球子さんの企画展が昨日から始まったので、さっそく行ってきました。美術館の建物やその庭と対照的な情熱溢れる極彩色と大胆な画面構成。目が覚めますね。勢いをもらって、三宮まで歩いて帰ってきました。街にももう春は到着している模様です。

2012年3月17日土曜日

英語ではアウトサイダー・アート

こうべ市民美術展の表彰式に行ってきました。少し早く原田の森ギャラリーに着いたので、兵庫県障害者芸術・文化祭の美術工芸作品展を覗いてみました。正規の美術教育を受けていない人たちの作品をアール・ブリュットと言いますが、この概念を提唱したのはデュビュッフェです。いずれにしても、その”生の芸術”は見る者を捉えて離しません。生命力、自由さ、強さ、潔さ、大胆さ、真摯さに満ちています。

下関ではフクですね。

大学の先生方や職員の方々と三宮でフグを頂きました。駅からほんの2分。金曜日、街には人、人、人。そんな中、地下に降りるとそこは別世界。狭い店内ですが、明るくすっきり。それでいて隠れ家的な趣きです。「和彩酒処 いまじん」。大学論、教育談義に花を咲かせながら、「フグ」はどの日本酒と合うか、みんなで試し合った「フク」なる夜でした。

2012年3月15日木曜日

of international studiesですから。

今日は卒業式。神戸国際会館こくさいホールにて行われました。学生たちはみな、満面の笑みを浮かべていました。KUISの卒業式では、教員も卒業生もアカデミックガウンを着て、角帽を被ります。学生は一人一人壇上に登り、学長から角帽の左に吊された房を右へと移動してもらいます。ちなみに教育学は、薄青色です。

2012年3月14日水曜日

すだちコロコロ。

"toriuo"という、鳥と魚の美味しいお店があります。お刺身をオーダーしたら、すだちが添えられていました。絞ろうと手にしたら、つるりと手からこぼれて、あれまあ、床へコロコロと。お店の人が、いいですよっと新たなすだちを持ってきてくれました。すると、こんな細工が施されていました。可愛いですね。またコロコロと転がっていきそうです。

2012年3月12日月曜日

希望を編んでいく。

”knitting light”(部分)
2/2のブログにアップしたo-oの作品”knitting light”で、第37回こうべ市民美術展神戸市民文化振興財団賞を頂くことができました。第2席です。入賞通知が届いたのが3/10、震災からの復興をイメージして描いた作品だけに、思うところも大きいものでした。結局この一年、震災に対して何もできていません。義援金を送っても、強く祈っても、気持ちを込めて作品をつくっても、何だかその全てが偽善に思え、自責の念は埋まりません。それでも、”光すなわち希望を編み込む”ことがみんなの力で実現していけばとただ願い、目の前に差し出されるもの、こと、そして出会う人にいちばんの気持ちで接していきたいと改めて思っています。

2012年3月11日日曜日

まさに「島ごと美術館」

新宮晋さん作《波の翼》
尾道から船に乗って、瀬戸田は生口島に渡りました。飛鳥、奈良、鎌倉、江戸の各時代の代表的仏教建築の様式や手法を取り入れ建立された耕三寺に圧倒され、平山郁夫美術館でみた彼の幼少の頃のスケッチは、当時からやはり平山郁夫さんだと納得し、いたるところに点在する野外彫刻の発見に喜び、島全体を包む柑橘類の香りに心が踊りました。

昭和へタイムスリップ

しまなみ街道の玄関口で、坂の町、文学の町、映画の町として知られ、さらには瀬戸内海の豊かな魚介類が揚がる尾道。昭和25年に建てられた数寄屋づくりの料亭旅館「魚信(うおのぶ)」にて、メンバーが集結して科研の総括と打ち上げをしました。オコゼ料理に舌鼓を打ちながら、これまで10年に渡って研究を深めてきた足跡を振り返るとともに、これからの展望を語り合いました。

2012年3月8日木曜日

白身魚のパン粉焼き登場

o-oはIKEAファミリーです。歩いてIKEAレストランによく行きます。ファミリーメンバーは、ドリンクバーが無料です。普通のファミリーレストランよりずっといいのは、まず平日は人が少ないということです。しかも非常に広いのです。ですからとても静かです。とりわけいいのはソファです。家具屋さんですからね。光も抑え気味で穏やかです。インテリア屋さんですからね。とっても寛ぎながら食事ができます。まったり過ごすのにお薦めです。帰りは、安くて美味しいワインを買って、直接手に提げて帰ります。

2012年3月6日火曜日

さんかんしおんいいことば

こうべ市民美術展の搬入。久しぶりに灘駅に降り立ちました。雨はようやく上がって、気温も少し上がりました。駅の改札口壁面には、なんともう桜の花びらが散りばめられていました。

2012年3月5日月曜日

雨雲に鮮烈な赤

3月の第一日曜は、何年間もずっと雨のような気がします。毎年この日に日本美術教育学会の委員会が京都で開催されるのですが、委員会後の懇親会に向かうのに、いつも傘をさしているのです。

2012年3月2日金曜日

肩こりの季節

春休みはいつも、時間の限り制作に取り組みます。今描いているのは、観覧車。o-oの制作は、厚紙をカッターナイフで切り取って、スパッタリングをしていきます。モノタイプの版画と言うのが正確かもしれません。かれこれ25年間続けている制作方法です。切り取った部分に絵の具の霧をかけていくのは比較的容易なのですが、切り取った厚紙を「地」に置いて、周囲にスパッタリングをしていくのはたいへんです。パーツは、5mm四方以下のものもたくさんあります。造形室にそれらを置いているのですが、清掃員の方にゴミに間違われないように、メッセージを貼っておいたりします。どう見てもゴミのようなものですから。o-oもくしゃみは厳禁です。