2012年8月23日木曜日

子供と美術と教育と。

尼崎駅から大学への回遊路は、夏の日差しの照り返しが強く、たった5分ですが、汗が噴き出してきます。そんな残暑ですが、神戸、大阪、奈良などから保・幼・小・中・高の先生方が集まってくださいました。教員免許状更新講習。o-oは、「子供と美術と教育と。」と題した講座を持ちました。たいへん熱心に聞いてくださいますので、o-oも心を込めて、いちばんの気持ちで語らせて頂きました。
 6時間、ぶっ通しでの講義です。美術教育の講座なのに、実技はなしです。そんな講座に、極めて熱心に取り組んでくださる先生方に脱帽です。ある先生が、感想に「6時間だけでは短すぎた」と書いてくださいました。とても嬉しく思いました。
 「美術」は、破壊と創造の「拡散」の歴史を持ち、「教育」は、限られた自由と時間の効率的運用という「収束」の側面を持っています。「美術教育」とは、まさにそれ自体がパラドックスを有しているのです。この講座では、その両語の止揚に挑みました。幼児造形教育を中心として語ったその挑戦は、一定の成功を収めたと考えています。
 先生方、一日お疲れさまでした。2学期からの子供たちを、どうぞよろしくお願いいたします。

3 件のコメント:

  1. 「岡っち」は、妖怪と怪物のような「顔」を持ち、面白さや明るさといった「人間味」を持っています。
    まさに、それ自体がパラドックスを有しているのです。


    うむ、無理があるか(笑)松江で修業してきます・・・

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  2. それを言うなら、
    怪物のような顔面をもち、
    大仏のような内面をもつ。
    それ自体がパラドックスであり、
    止揚しようがありません。

    ここでも添削してしまった!笑

    島根で。

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  3. 岡っちが怪物のような顔面をしているということを認めたわけではないことを、ここに付け加えさせて頂きたく候。妖怪でもありません。大仏の心を持っていると主張しているわけでもありません。飽くまでそれは、韻を重視した表現上の・・・もう面倒です!笑

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