2012年4月29日日曜日

♪燃えるo-oの赤いトラクター♪

 まず過燐酸石灰を撒きます。そして今期二回目の鋤き。こんなふうに一つ飛ばしに鋤いていくのは、トラクターの急転回によって土がえぐられるのを防ぐためです。
 爽やかな風が吹いていますが、トラクターではできないところを鍬で耕していると、たっぷり汗をかきます。それもまた気持ちがいいのです。

2012年4月25日水曜日

タンポポはもちろん黄色いですが。

 今朝は早く大学に来ました。尼崎駅の回遊デッキの階段を下りたところで、ふと足下を見ると、そこにちゃんと”生きて”いました。おっと、見逃すところでした。


 高校生の時、


 アスファルト 間に生きる 白い花


と詠んだところ、国語の先生に褒められたことを思い出しました。

2012年4月22日日曜日

横に建つか、大阪市立近代美術館。

 大阪の中之島に国立国際美術館があります。かつて中学校教師時代、京都国立近代美術館が中高生向きにつくった”ジュニアガイドブック”の編集協力をした際に、当時の課長さんと知り合いになりました。課長さんはその後国立国際美術館に転勤されましたが、ずっと企画展の開催の度に招待状を頂きます。ありがたいことです。内覧会や開会式には行けなかったのですが、今日、《コレクションの誘惑》展を鑑賞させて頂きました。
 国立国際美術館は、大阪万博の万国博美術館の建物を引き継いで開館した美術館です。かれこれ35年が経ちますが、2004年に吹田から中之島に移りました。この美術館は地上には何も建造物がありません。写真のようなオブジェが目印で、地下3F構造の美術館です。
 今回は、20世紀から21世紀にかけての現代美術と現代写真のコレクション展で、たいへん見応えがあり、贅沢な時間を過ごしました。たくさんの作品を鑑賞しましたが、結局展覧会のいちばん最初に展示されていた、ピカソの《道化役者と子供》に釘付けとなりました。厚紙に描かれた道化師と子供には、言いようのない寂寥感とどこかしら漂う優しさが同居していました。

2012年4月21日土曜日

ルーが悪ければ通いません。

阪急三宮西口すぐの高架下に「元祖やさいカレー」というカレー屋さんがあります。席数はほんの8席ほどでカウンターのみ。屋台のようにビニールシートで暑さ寒さをしのぎます。ご覧ください、この野菜の大きさを!じゃがいもは優に女性のこぶし大です。にんじんもトイレットペーパーの芯並みです。(例えが悪い)そしてあつあつのほくほく。さらにアンビリーバブルなことに値段はワンコイン、500円です。o-oはいつもごはん少な目です。ごちそうさま。毎度ありがとうございますと声をかけられます。

2012年4月20日金曜日

しかも雨ときました。

バックネット裏の最高の席を陣取りました。o-oはオリックスのファンです。阪急ブレーブス時代から応援して、かれこれ35年以上経っています。西宮球場が好きでした。でもグリーンスタジアム神戸はそれにも増して好きですが、ヤフーBBスタジアム、スカイマークスタジアム、ほっともっとフィールドこうべと目まぐるしく呼称が変わるのは何とかしてほしいです。オリックスもブルーウェーブがもっともよかったなあと思います。96年、イチローが日本にいた最後の年は巨人を下して日本一になりましたが、その瞬間もo-oは球場にいました。今夜は、斉藤の佑ちゃんに完封されました。彼の初完封を見に行ったわけでもないのに。外野席にしておくべきでした。よかったのは花火ナイトだったことだけです。イ・デホは空振りです。白いハンカチで涙を拭いたいものです。

色や形を介しての合コン?

英語教育学科の女子学生3名と、教育福祉学科こども学専攻の男子学生2名の計5名の授業「図画工作」。最高に贅沢な時間です。広い造形室でのびのびと、材料や道具もふんだんに使えます。みんな大喜び。
 紙粘土のShapeゲーム→しりとり→水に溶かして絵の具に→粉絵の具で色をつけ→色画用紙に手で塗り広げ。紙粘土の可能性を拡げました。今週は3トーンの絵の具を5色相つくってデカルコマニー(合わせ絵)に取り組みました。次はこれに墨を塗ります。でもそれはまだ秘密です。

2012年4月19日木曜日

さくら夙川沖波裏

北斎もびっくりの構図です。
平成24年度より使用されている中学校国語科教科書『新しい国語2』(東京書籍)に、読書コーナーというのがあり、そこにo-oらの共著『日本美術101鑑賞ガイドブック』が紹介されています。そして、o-oが書いた北斎の《神奈川沖波裏》の文章が引用されています。光栄です!が、o-oの名前はどこにも載っていません。残念。がくっ。

2012年4月16日月曜日

阪神と阪急は今は仲間です。

阪神電車で香櫨園まで行き、夙川沿いを上っていきます。さくら夙川を越え、苦楽園口まで。桜は散りはじめがおかし。川面を旋回しています。ふと見ると、バーがお昼も営業中。帰りは阪急で戻ってきました。

2012年4月14日土曜日

ほんの少し誇張されているようです。

雲一つない夕刻。ポーアイしおさい公園に今日も散歩です。日が長くなりました。o-oの長い足はより長くなりました。

2012年4月11日水曜日

春の足下

 車窓から満開の桜を見ます。夙川では一瞬です。眼のシャッターを切るしかありません。週末には散り始めているでしょう。この雨ですから。しかしながら、眼を地面に向けてみると、そこにも見事な自然の造形美があったりします。
 それにしても桜の色は素晴らしい。眼で見るには「優」しい色のですが、表すとなると困難な色です。何度か描いてみましたが、やはりそう思います。おそらく桜が包含する世界を表わし切れないからではないでしょうか。それはもどかしさと喜びの両側面を備えています。

2012年4月8日日曜日

しっかり歩いて焼き鳥と串かつ

 桜は七、八分咲きといったところですが、来週末ではもう遅いでしょう。ハイキングに出かけましょう。三宮から新神戸、布引の雌滝、雄滝を巡って、山中を進んで北野に出るコースを歩きました。滝が発生させるイオンに包まれながら、森の香りの中を進むのですが、同時に眼前にクラウンプラザホテルなどのビル群を同じ目の高さで望めるような都会がどこにあるでしょう。贅沢です。
 布引の生田川沿いには実にたくさんの人たちがバーベキュー花見をしていました。

春の落ち葉

ポートライナーの車窓から
朝、駅へ向かう途中、美しい葉っぱを発見しました。研究室に飾ろうと思っていたのですが、ポケットの中に入れていることをすっかり忘れていました。帰りに気づいて出してみると、少し元気がなくなっていましたが色合いは落ち着いていました。青い海と白い船を背景に、映えていました。

2012年4月6日金曜日

春嵐の後に

見事な夕日が、大学の真ん前をまさに沈もうとしていました。iPhoneを構えて撮っていたら、「先生が描いている夕日みたいですね。」とけいたくんが話しかけてきました。この春から彼はo-oゼミ生です。甲子園でもプレーしたという、かっこいい学生です。

「食べる」<「つくる」のこの頃

たいした内容ではないのに、それなりの見え方のする料理づくりが得意とするところです。

2012年4月3日火曜日

親子通学のはじまりはじまり。

KUISのマスコットキャラクターMAPSくんと
o-oゼミのあゆみさんたち
 春嵐の今日、関西国際大学は入学式でした。娘の美葉が、新入生代表の挨拶をしました。最後には”Learn from yesterday. Live for today. Hope for tomorrow. The important thing is not to stop questioning.”という、アインシュタインの言葉を引用したものでした。大きな拍手を受け、よかったですね。いい顔をしていました。o-oは壇上から見守っていました。なかなかレアなケースだと思います。

2012年4月1日日曜日

o-oは嶋本昭三先生の教え子です。

安藤忠雄さんの建築です。
春休み最後の日。兵庫県立美術館では、「美術をみる8つのポイント」という所蔵作品による展覧会が開かれていました。「リアルさ」、「イズム」、「体験・記録」、「動き」、「モダニズム」、「コンセプト」、「イメージ」、「切り取り方」という切り口からコレクションを分類し、近現代の作品たちに迫ろうというものです。ある面の強引さを感じつつも、みる角度の例を示してもらったという意味で、興味深く感じられました。一方でそれは、見方を規定し固定化させてしまう危うさもあり、その自覚の下に批判的に楽しんでみたい企画でした。