2012年8月16日木曜日

フィリピン、バターン半島カナス岬

お墓参りをしました。戦死された祖父の弟・勝治さんのお墓にもいつものように。子供の頃、勝治さんのお墓を参る度に、「お兄さん」は遠いフィリピンの激戦の中を勇ましく走っておられたのだろうと思っていました。そこに「かっこよさ」さえ見ていました。その「お兄さん」の歳に追いついたとき、o-oの中に戦慄が走ったように感じました。その歳で、それほどまでの過酷な状況におかれた、その心情はいかなるものだったのでしょう。
 お墓参りを重ねていくうちに、今はもう勝治さんの歳をはるかに超えました。25歳での戦死。あまりにも、あまりにも切ないのです。その意味が、o-oが歳を重ねていくにつれ、大きくなっていきます。
 この夏もたっぷり野菜が収穫できました。

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