2012年5月3日木曜日

作品に触れて作者とつながる

 自宅から歩いて3分、神戸国際展示場で「アート&てづくりバザール」が開催されているので覗いてきました。300を超えるブースがところ狭しと並んでいて、ワクワクしました。気に入ったおちょこを見つけたので購入しました。「二つセットで買うのでよろしく。」とプレッシャーをかけたら、快く値引きをしてくれました。
 絵を購入する場合は作者のことをそれほど知りたいとは思いません。会いたいとも思いません。絵にはやはり触れません。そこには距離があり、見る上では作品は完全に見る者のものになります。ですが、日常的に使う工芸品は、今日のように作者と会って、話をして、それで買うのが好きです。工芸品は触れて楽しむものです。その手触りは、作者の手と直接つながっています。ですので、作者のことが知りたくなります。作品は作者と使用する者の共有物のように感じられるからです。

2 件のコメント:

  1. 色合いが素敵ですね。
    使い方教えてほしいですわー笑

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  2. 酒をつぐと釉薬の色が変わって見えます。「美の壺」ですね。

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