2018年9月10日月曜日

「しんおおちゃか」


父親に連れられた3歳くらいの男の子が、なんばから地下鉄に乗ってきた。遊びに行った帰りで、新大阪に向かうようだ。
子:「電車、どこ行ってんの?」
父:「心斎橋。」
子:「しんちゃいばしって、しんおおちゃかのこと?」
父:「違うなあ。」
心斎橋を出たところで、
子:「電車、どこ行ってんの?」
父:「本町。」
子:「ほんまちって、しんおおちゃかのこと?」
父:「違うなあ。」
本町を出たところで、
子:「電車、どこ行ってんの?」
父:「淀屋橋。」
子:「よどやばちって、しんおおちゃかのこと?」
父:「違うなあ。」
淀屋橋を出たところで、
子:「電車、どこ行ってんの?」
父:「梅田。都会やで。」
子:「うめだって、しんおおちゃかのこと?」
父:「違うなあ。」
梅田を出たところで、
子:「電車、どこ行ってんの?」
父:「中津。」
子:「なかつって、しんおおちゃかのこと?」
父:「違うなあ。」
中津を出たところで、
子:「電車、どこ行ってんの?」
父:「西中島南方。」
子:「にちなじま、にちなかじま、にちじまなか、みな、みな・・・。・・・。長い名前やなあ。」
o-oは、その長い名前の駅で降りた。
次は新大阪。その子は言っただろうか、「しんおおちゃかって、しんおおちゃかのこと?」と。笑

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